今日は素晴らしいお店をご紹介します。
神石高原町の坂瀬川のほとりに佇む一軒家日本料理店。
こんな田舎で、こんな洗練された日本料理を頂けるとは思いもよりませんでした。
去年このお店をfacebookで見つけた時から訪問するのが楽しみでした。
というのもこのお店、場所が場所だけに冬季はクローズになるのです。
春を待ちわびて、今日の訪問となりました。
国道182号線を北上し、左手にこの看板があるところを入ります。
この道を下って行きます。
こーんな道を5分程走ります。
対向車が交せない位細い道ですが、舗装されていますので普通車でも大丈夫です。
右手にちょっとしたくぼみがあると思ったらお店でした。
良く見てないと通り過ぎそうになるのでご用心。
駐車場は店舗前に5台分あります。
笠岡からここまで丁度一時間で来ました。
塀に貼ってあった看板です。
ついに憧れのお店に到着です。
はんなりとした珊瑚色の暖簾が愛らしく揺れています。
雑木を生かした素敵なお庭です。
春になると木々が緑色で埋め尽くされます。
秋には玄関への踏み石が紅葉のじゅうたんになるそうです。
風情のある井戸がありました。
玄関を入ると純日本風の外観からは考えられないようなコンクリート打ちっぱなしの壁が…
正面の丸窓にはステンドグラスがはめ込まれています。
高い天井には真黒な立派な梁があらわになっています。
ここにもステンドグラスがあしらわれています。
小物にも奥様のセンスの良さが光ります。
広間の襖には立派な紅葉の大木が描かれ、窓の外には坂瀬川のせせらぎが。
坂瀬川には鴨が泳いでいるそうですよ~(^ν^)
山にはイノシシの群れが走っていることもあるそうです。
広間の反対側の席です。
玄関から見えたステンドグラスはこれだったんですね。
ミュシャかと思うくらい繊細な素敵なステンドグラスです♡
トイレにもステンドグラスが~
素敵なトイレですね。
6人用のイス席の個室もあります。
あら~!こちらの襖には桜の絵が描かれていました。
本日のお料理は「昼膳」3000円です。
前菜、ため息が出るほど美しいお料理です。
辛子酢味噌でヌタ風に
黄金のお皿がスゴイ!
里芋の桜焼きで、上には桜エビのメレンゲのような物が乗っていました。
筍のフキ寿司、別名小袖寿司
焼き筍の裏側に、お寿司がありました。
可愛いですね~(´∀`)
アンが無い桜もちのお吸い物です。
こんなお料理もあるんだ~(・・?
川魚の塩焼き
大きなお魚ですね~!
臭みもなく綺麗に焼けています。
お魚苦手の私でも美味しくいただけました。
柚子の入れ物の中には、ふっくらと炊いた黒豆が入っています。
豆乳鍋
お汁が美味しくて最後の一滴まですすりました(^-^)
山の幸天麩羅盛合せ
つくし、ふきのとう、ユキノシタなど、春満載の天麩羅が美味しい~♪
天麩羅は抹茶塩でいただきます。
こごみ、アスパラガス、セロリ、いちごのサラダ
こごみがシャキシャキで新食感でした。
ご飯、香の物、吸い物
日本蕎麦のお吸い物
出汁が濃すぎず薄すぎずで、ほんっとに美味しい )^o^(
フキの葉の佃煮とつくしの佃煮
これが又美味しくてご飯がすすみます。
下の葉っぱもいただきました。
ご飯がモチモチ
デザートは桜あんのお焼きとお抹茶
お皿や抹茶茶わんも雅です。
お食事の後は、店主自ら奏でる琴の音に・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・
至福の時間を頂きました。
京都で京料理を修業され、ホテルを何軒も経験されたそうで、なるほど薄味の美しい京風料理でした。
次回は是非、紅葉のじゅうたんを見に訪れたいものです。
季節感あふれる美味しいお料理をいただき、森の中で贅沢な時間を過ごしにお出かけください。
今日はこれから神辺まで帰って「山王山公園の桜」を見に行きま~す(^^♪
所在地 | 神石郡神石高原町坂瀬川2241-1 |
電話番号 | 0847-85-3755 |
営業時間 | 11:00~18:00(L.O17:00) ※【完全予約制】 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | 有り(専用5台) |
URL | 公式ホームページはこちら…≫ |